光利用型処理技術について

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当研究室においてはUV(紫外線)といった光利用型処理技術の研究を行っている。
この技術の特徴は,塩素やオゾンと異なり無薬注で行える点にある。
さらにUVとオゾン等を組み合わせる技術(促進酸化処理(AOP))により、より強力な処理能力を発揮させることもできる。

◆ UVランプ(低圧水銀ランプ、中圧水銀ランプ、UV-LEDなど)
 主に病原微生物の不活化(消毒)に関する研究を行っている。
H19年より我が国でも紫外線殺菌が上水に適用できるようになった.そのため紫外線照射量の測定法や,装置の管理方法など実用的な課題がクローズアップされている.本研究室では,この点に焦点を絞ったテーマを設定し,研究を行っている.

 ※関連する解説記事
 →「紫外線照射による水中病原微生物の不活化」     生活工学研究1巻2号掲載記事へ
 →「生物線量計の原理とその応用〜微生物で光を測る〜」 生活工学研究2巻2号掲載記事へ
 →「紫外線消毒法の現状〜光源開発の歴史と現在の状況〜」生活工学研究5巻1号掲載記事へ
 →「反応装置の反応効率と滞留時間分布」        生活工学研究6巻2号掲載記事へ


◆ UVとオゾンによる促進酸化処理
 UVとオゾンを組み合わせることにより強い酸化力をもつヒドロキシルラジカル(・OH)による酸化分解処理が可能になる。
本研究室では様々な波長のUV光を用いることによる効果の違いなどについて調べている。

  ジオキサン:環境基準項目にもなっている難分解性物質


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